ゆっくり速く走る(休息日)
今日は所用で他県に行くため休息日。朝晩の筋トレとドリルのみ。
- 作者: 瀬古利彦
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2006/12
- メディア: 単行本
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自分自身のつたない経験や、いろんな本を読んだりブログを見たりして、たぶん僕が思うマラソンって、突き詰めれば「ゆっくり走って早くゴールする」ことなのだと思う。
ゆっくり走るというのは、別にゆっくりジョグやLSDペースで走るとかではなく、「自分の中でのゆっくりペース」ということ。
例えば、サブ4ギリギリの人にとれば、キロ5分はハイペースだろう。でも、サブ3で走れる人にとっては、かなりゆっくりなペースになる。
要は「自分の中のゆっくりの幅を広げる」こと。つまり「余裕域の拡大」がマラソンを速く走るためのコツなのだと思う。僕にとって全ての練習はそれに集約している。
心肺機能の強化、速いペースにも耐える脚づくり。ジョグひとつでも、ただのつなぎ練習ではなく毎回同じジョグではない。
余裕を持って走れると、レースメイクも自由度が増すし、後半に失速するしんどい思いもしなくて済む。
以前の日記から書いているネガティブスプリットもこれにあてはまる。レースでのタイムの出し入れ、管理をするためにどんなペースでも走れることは武器になる。
日々の練習は、1秒でも速いペースを「楽に」走れるようにするためのもの。
誰にでも効果のある万能の練習はないだろう。常に試行錯誤しながら自分なりのメニューを考えて作り上げて行くこと。これもマラソンの醍醐味だと思う。