小出義雄さんの本(休息日)
今日は金曜日なので休息日。火曜日雨でランオフやったからジョグならできたけど、Mさんに「やめとき」言われたので素直に従う。
図書館で借りて感銘を受けた本。ランの本は借りて読むのでよっぽどじゃなきゃ買わないけど、ちょうど楽天ポイントが貯まってたから買った。
小出義雄さんといえば、有森裕子さんや高橋尚子さんを育てたコーチとして有名だが、この本ではそのエッセンスが惜しみなく公開されている。実際この本を読んで実践されている方も多いと聞く。
特に感銘を受けたのが、書名にもある、30kmを越えてペースアップするという「ネガティブスプリット」のメリットがわかりやすく書いてある。「前半はタイムではなく体力の貯金」まさにその通りだと思う。
そして練習法。今の僕の週間練習スケジュールはこの本のアレンジだ。書いてある練習法は市民ランナーには正直かなりきつい。かなりストイックな人向けかもしれない。
でも実践すれば確実に走力は上がるだろう。
心肺機能強化(ゼーゼーハーハーする練習)と脚を作る練習(長い距離を走る)。二つを組み合わせながら練習するのが重要だと説いている。
サブフォーは脚ができてさえいれば達成できるが、サブ3.5以上は両方ができていないと難しいそうだ。
小出さんのコーチを受けたランナーの体験談も参考になる。読んでみるとやはり後半型で記録更新した例が多い。理論的にもネガティブスプリットはマラソンの理想なのだろう。
僕もこの本を読んで、大阪マラソン後から両方を効率よく鍛えられる練習法を試行錯誤しながら実践している。
篠山ABCマラソンまで80日もないが、サブ3.25(3時間15分)を達成目標に故障に気をつけながら頑張りたい。
明日は設定ペースにもよるが5km×2本か10kmのタイムトライアルを実施する予定。