義務ランにならないように
ただただ楽しかった大阪マラソン。
快晴の中で純粋にランを楽しめた。
今日は月曜日なので休息日。だけど、休息日でなくても今朝は走る気がしなかった。
昨日、Mさんとのラン後に、「はじめさんは何を目指してるの?」と言われた。
正直、言葉に窮した。大阪マラソン後、練習をしていてもなんとなくしんどかった。大阪マラソンまではサブフォーといういちおうの目標はあったけれども、思っていたほどのこともなくあっさり達成できた。途中トイレに寄らなければサブ3.5だって狙えたかもしれない。
でも自分の中では、すごいとか認めてほしいとか、そんな風に思わなくて、一生懸命練習してきた成果が出たのだと思っている。大きな怪我もなくこれたのは神様に感謝している。
実際に初マラソンで、もっと上の結果を残している人は(僕と同年代でも)ごまんといるし、上を見ればきりがないと思う。
もともとジョギングを始めた動機は禁煙(とそれに伴うダイエット)だけど、走ると気持ちがリセットされてまた頑張ろうという気になる、ただ単純に走っていて楽しかった。走るたびに体が引き締まって筋肉質になっていくのも嬉しかった。
でも、「記録」という形になるものが出て、どうしても上を目指さなければ…行き着くところサブスリーか…というある意味強迫観念みたいなものが生まれてきて、疲れているのに無理に走ったり、いわゆる「義務ラン」になってしまっている。
目標があるのは良いことだし、それに向けて努力することも必要かもしれない。でもそれに縛られて、生活やもっと大切なものを犠牲にしていたら本末顛倒だなと思う。
趣味は趣味だから人生のスパイスになる。
Mさんは「のめり込みすぎるのがはじめの悪いところ」だという。その通りだと思う。決めたことにストイックな性格もあるから仕方ない部分もあるけど、ちゃんと指摘してもらえてありがたかった。
これからもランの練習はちゃんとする。
するけど、体調を考えたり、それが全てになってしまわないように、節度のある取り組みにしたい。
これから先もマラソンを楽しめるように…
Let's enjoy running🎵